いい思い出だけが残ること、それを成仏と思うんです。 橋本峰雄

kohakuhime2015-06-04

逝った人との、生前はどうしても断ち切れなかったさまざまのこだわりが、時の移ろいとともに少しずつほぐれてくる。じかに向き合っていたときには解けなかった確執も少しずつ削ぎ落とされ、その人のいい面だけが残る。そういうかたちで亡き人のイメージが整ってくると、残された人の心も安らぐ。

京都・法然院の梶田真章貫主からうかがった前貫主のことば。

今日の朝日新聞 折々のことば 鷲田清一 より




今の自分の気持ちを代弁してくれているよう。